シグナルという単語を見て、シグナルジェネレーターを想像したら、あなたはきっと真の技術者です。
さっそく決めつけてみました。
さて、この決めつけ。
色々な事柄について、人は決めつけを行います。
例えば、
・そんな無茶な仕事を言われても、自分には出来ません。
・離婚しているバツイチの自分なんてダメでしょ?
例を2つあげてみました。
「離婚しているバツイチの自分」からいきましょう。
何故そんなことを思うのか。
当然、まず思うのは逆の立場だったら、、、ということです。
独身女性に仮に変身出来たとしましょう。
『へ~ん、しん!!とうっ!!!』
はい、独身女性に変身完了です。
「バツイチ男性と独身男性、どちらをとりますか?」
『独身男性!!』
という、容易な想像から決めつけは始まります。
2者1択で選ばれない現実。
突きつけられる現実のような考え方にやられます。
「100あったHPは、あと10しか残っていません」
こうなると、もはや苦しい。
どう戦うか?そもそも押されすぎています。
しかし、疑問。
どのフィールドで戦っているのか?
何が言いたいかと言うと、バツイチ男性vs独身男性、というフィールドなのでしょうが、そのフィールド、登場人物が足りていません。
そうです。独身女性です。
じゃあその独身女性は、どの位置にいるのでしょう?
審判?観客席?
違います。一見すると、バツイチ男性vs独身男性に思えますが、そこが戦うのではなく、ただ選ばれるだけ。
そう、これはオーディションであるべき話だったのです。
審査員は、独身女性。
エントリーNo.1:バツイチ男性、No.2:独身男性
というだけ。
そう考えていくと、根底が覆る場合があります。
バツイチという条件。
おそらくは、審査項目の1つでしかないということ。
10項目で審査をしていた場合、
1:顔?
2:身長?
3:体型?
4:性格?
5:相性?
6:収入?
7:真面目?
8:誠実?
9:優しい?
10:バツイチか?独身か?
さて10項目出してみました。
バツイチかどうかということ、1項目にすぎません。
他の項目の減点は除くと仮定して、バツイチという観点だけで見た場合、10分の1です。
つまり、100あったHPは90残っている所からスタートということになります。
従って、バツイチ:独身男性=90:100となりますね。
この数学的な証明が何を意味するか?
バツイチvs独身男性という構図では、10:100
バツイチor独身男性という構図では、90:100
このどちらが正しい捉え方かということを、間違えてはいけないということです。
「そんな無茶な仕事を言われても、できません」
そんな無茶=誰の意見でしょう?
何でも無茶と決めつけてはいけません。
とは言え言い分もあると思います。
・業務上の押しつけだから?
・先輩からの勝手な期待?
・対価に合わないから?
じゃあ、その仕事の要素は?
1:初めての仕事
2:やったことのある仕事
3:人員配置
4:作業指示
5:物の手配
6:時間のコントロール
7:お金の管理
8:法律を知っているか
9:不足知識の習得
10:やる気
この10項目で、自分の対価に求められる割合ってどうなんでしょうか?
仕事が残酷なのは、それについて10分の10なのです。
会社に雇われていると守られていて気がつきにくいのですが、
社員が自分一人でアルバイトがいるとします。
さっきの10項目で自分が1つでもやらなくて良いことがあるか?
あるわけがないのです。
アルバイトにやってもらうことをお願いしたとしても、最低でも確認は自分がしなければいけない。
2つほど解説してみましたが、勘のいい方はとっくに気がついていると思います。
これが特定の条件が揃えば理屈であり、揃わない時は単なる屁理屈。
その条件とは?
どちらも本人次第であること。
自分がそれだけの魅力を持った人間かどうか?
相手の期待を裏切らないように、自分の魅力を鍛えましょう!
鍛え方?難しいですね。人それぞれです。
まずは、気がつくこと。それが第一歩です。
変われるかもしれない自分がいるのであれば、ぜひともトライしてみてください。
私からのシグナルでした。
最後に、分かり易くするために各項目の割合を均等に考えましたが、実際は違いますよね!
バツイチ、自分の中の勝手な決めつけの割合は-50です。
ですが、仮に、自分が未婚の独身で、相手がバツイチな方を好きになったとしたら、何というか?
「バツイチかどうかなんて関係ないよ。人として好きだから。」
たぶんこうなってしまいます。
でも、-50。
決めつけというより、はい、単なる天邪鬼なんです。