転職と離婚、未来は明るいのか

元営業マン、現技術者の生々しいかもしれない人生の証し。転職したい、離婚したい、と思う誰かの参考になればと思ってます。

No.2 なぜ転職をしようと思うのか?(確信編)

前回記事で書いた内容は、どこの会社でもある些細な不信感、嫌悪感であると思います。
今回は不信感が確信に変わった時のお話を書いていきます。



ある日の夕方、お客様からの着信がありました。
電話のタイミングだと、これから修理かな~っと不吉さを感じつつ電話に出ると、

『明日ちょっと打ち合わせ来れない?というか、来てくれなければ困るからさ。営業担当の課長には話してあるからよろしくねー!』

ん?拒否権ないなぁ。と心の中で思いながら、時間と場所などを確認し、即先輩、後輩に電話をしまくり、明日の予定の代わりを探しだしました。



打ち合わせは、新規事業の話でした。
金額として数億円。

やったことないです。そんな規模の仕事。
ご指名は結構だが、そんな提案したことありません。

それからしばらく当然の寝不足な日々が始まります。通常業務もあるので、提案書を作るのは大抵21時から。
もちろん一人です!

あれ?営業課長は?と思ったあなた!
課長様は18時には帰るんです!偉い?んです。きっと。
全く手伝う素振りもない、営業部長より全然マシです!


あれあれ?君には上司はいないの?と思ったあなた!
うちの技術の上司はいます。
いるんです!しかし、私に負担が来ないよう、全てを受け止めてくれているのです。
会社にはいつも遅くまで仕事をして残る4人(私含め)が存在としてはいます。
ですが、これ以上頼れません。



そんな気合いだけで作った提案書が、なんと通ってしまいました!
もちろんご協力頂いたメーカーさん他、大変感謝しております。



さて、そんな浮かれ気分の中、
営業課長が、『明日、お礼の挨拶に行こう』

もちろん、即答で「はい!」と答えたのは言うまでもありません。

営業課長『営業部長にはおれから話しておくからさ』

私「お願いします。あ、営業部長、明日見積を出しに行くと言ってましたよ」

営業課長『そんなのキャンセル、キャンセル。こっち終わってから行けばいいんだから!』

私「そうですね!部長も急ぎではないと言ってましたよ。取締役いないとこっちはカッコつかないですしね!では、よろしくお願いします」



3分後・・・



完璧にキレて私に向かってくる課長。

あれ?

私「何か悪いことしましたでしょうか…?」

営業課長『ごめんごめん。君のことじゃない。』

私「何があったんですか?」

営業課長『部長行かないだって。おれ特別関わってないし。とか言われてさ。』

私「はい?言ってる意味が分かりません。課長何て言ったんですか?」

営業課長『明日受注のお礼に伺おうと思うんですが、今回金額も一件名としては会社として最高額ですし、取締役としてご一緒に!と言ったよ。』

私「・・・・・・・。」

(こっちは毎晩寝る間も惜しんで仕事取ってきて、それはない。絶対ない。取締役って会社の顔じゃないの?悪の人間はいる。こういう人の心を踏みにじるような奴こそ悪人だ。この仕事が無事終わったらその時が辞めるときだ。)



そうして私の心は固まりました。



次回は、転職に向けての活動を書いて参ります。
転職エージェントとはどんなものか、実際の面接、そこまでの準備などなど話を進めて参ります。