No.12 転職の第3歩(本命面接①編)
さて、いよいよ本番いきましょう。
本命は実は最初からありました。
私の中でも、ブレだったり、保険をかけたくなったり複雑な気持ちはたくさんありました。
かれこれ3か月以上です。
なぜ本命がありながら3か月以上くすぶっていたかと言いますと、とある国家試験を受けておりまして、その結果を待っていたのです。
転職する気で受けた試験です。
本気です!
結果を待つ間、右に左にぶれていたというわけです。
結果は、、、
合格!!!
ということで、喜ぶのも早々にして、即応募です!
実は、本命企業の担当キャリアアドバイザーは、3か月前に既にロックオンしておりました!
試験の事情をお話しし、ずっと待ってて頂きました。
3か月も時間があったので、職務経歴書、履歴書など存分に煮詰めておりました。
合格の次の日には応募し、2日後、
書類審査通過!!!
とんとん拍子とはこのこと。
準備で、煮詰めて、煮詰めて、一気に狙いを定めて、総攻撃みたいな感じです。
まるで真珠湾攻撃ですね!!
そして、いよいよ面接の日程の連絡が来ました。
二週間後で約束をしました。
面接の一週間前、日々イメトレです。
志望動機をすらすら読めるように、ポイント、ポイントをしっかり覚えます。
面接3日前、世の中が不吉な事に…
緊急事態宣言!
そうです、この時3月下旬。
出てしまいました。
世界中でコロナ、コロナとこれだけ騒がれれば仕方がありません。
当然、連絡が来ました。
『申し訳ございませんが、面接は中止といたします。先行きが見えないのですが、確実に行いますが、日取りは未定となります。』
はい。それは仕方がないこと。
裏を返せば、猶予もある、ということで、この猶予を活かすため面接対策をより強固なものに!
1ヶ月が過ぎ、
2か月が過ぎ、
3ヶ月目のある日、
『大変お待たせいたしました!面接の日程が来ました!』
やたらとテンションの高いエージェントさん。
私はと言うと、待ちくたびれて、ちょっとテンションダウン。
3ヶ月はさすがに。
無理ですよ。
何なら、もう連絡が来ないのではないかと思う程です。
とは言え、そんなことは言っていられません。
面接は1週間後です!!!
どうやって、そこにベストコンディションを持って行くか?
結論を言います。
無理でした。
もちろんある程度は頑張りましたよ!
でも、そこまで行くと不安が勝る訳です。
本命の面接というプレッシャー、待ちくたびれた3か月。
蓄積された疲労はピークです。
そもそも自分自身コロナの不安もありますからね。
夕方からの面接ですが、朝9時には家を出て、ひたすらにイメトレです。
電車の中でも、作ったアンチョコをひたすらに見続け、いざ、決戦!
面接会場に着いた私、極度に緊張です。
中に通され、早速始まりました。
しかし、飛びました。
私の頭の中はブラックホールです。
どう思考を動かそうにも、何も見えない。
正直、面接の始まりを記憶していない程です。
過去こんなことになったことがありません。
出てきた言葉は、
「すいません。本日緊張しておりまして、深呼吸させていただいてもよろしいですか」
よく出た。そんな訳のわからないつなぎ言葉!と思いました。
すると、面接官は『緊張しますよね。結構ですよ。落ち着いてからいきましょう。』
天使かと思いました。
惚れてまうやろ~!
(面接官の一人は女性です。私の10歳以上も上ですが)
と、そこでそんなバカなことをふと思ったら、ブラックホールから抜け出せました!!!
そこからは怒濤の攻撃です!
なぜ入社したいか、どうして御社なのか、熱く、熱く、松岡修造に負けない熱量でお話しさせて頂きました。
すると、女性面接官が『こんなに熱意と明確な意思をお持ちな方は私初めてです。』
と、嬉しい返答!
最初のピンチは巻き返せたかなと思うタイミングで、面接は終了。
50分。
たぶん長い方です。
たしか、30分程度とエージェントの方も言っておりましたし、帰り際案内していただいた方にも、『長かったですね!バッチリだったんじゃないですか!』と嬉しいお言葉も頂き、帰路につきます。
駅まで歩き、そこでエージェントの方に電話をし、色々とお話させて頂き、
『その感触は完璧です!次はおそらく2週間以内に役員面接となるので、そのペースで決めていきましょう!』
と嬉しいお言葉。
結果は2日後とのことでした。
翌日、仕事をしている11時。
ふと、携帯が鳴ります。
エージェントからです。
何だろうと思い出てみると、
『お仕事中ですよね。申し訳ございません。』
しかし、やたらテンションが高い感じです。
『おめでとうございます!最速です!』
キター!!!
『早速ですが、明後日なんですが、無理ですよね?』
???
明後日?仕事ですよ。ビジネスマンはそんなに急なのは……
「申し訳ございません」
きちんと断りました。
たまたま役員の方の空きがあったみたいで、確認だったらしいのですが、そこは断らせて頂きました。
なぜなら、次は本当の本番です。
準備はしっかりやっていきたい、そして、次こそベストコンディションで!
次回はいよいよ役員面接(最終面接)です。